JOURNAL
狭小地の家 02
土地との出会いが、
「狭小」の価値転換に
狭小地の家
サロンのある家
街中の密集地に建つ、古い二階建て
広島市中心部にある利便性の高い街。大きな道路から一本入るとマンションに囲まれた、二階建ての中古住宅(土地込み)が売りに出ていました。立地を気に入られたM様は中古住宅の購入を即決し、当社で解体し更地にしてから施工を始めました。
初来社で土地まで即決!
ジューケン最速で完成したミラクルな家
M様が来社された日にお話を伺った上でご提案したのが、想定されていなかった狭小の敷地です。選択肢や視野を広げると街中に建てられる可能性も出てきますし、当社の事例や土地情報もお伝えし、ちょうど参考になる家の見学会も開催中だったのでご案内すると、「街中の狭小地」へと方向転換されました。
そして帰りに寄った街中の狭小地(古家付き)の購入を即決され、1~2週間後にプランをご提案してトントン拍子で完成!
Mさまのニーズと素早いご決断、当社の土地提案と見学会がぴったりはまったミラクルな事例です。
今回の計画設計は吉川、実施設計は斉藤が担当しました。
(ジューケン 一級建築士/吉川)
初来社で土地まで即決!
ジューケン最速で完成したミラクルな家
住まいにネイルサロンを併設。
「ライフワークバランスが整った!」
ーーこれまで取り上げた店舗兼用住宅では、美容室やボディケアサロン、事務所がありました。Mさんは3階建て住宅の1階にネイルサロンを造られたのですね。
はい。1階をネイル室(4.3帖)にしたので、玄関とトイレと手洗い場はサロンと共用にして、お風呂や洗面所・脱衣場・ランドリールームの水回りは家族用にしました。
ーー26坪で街中の密集地に車3台駐車でき、1台はビルトインガレージですね。
家の車が2台、サロン用で1台のスペースを確保したくて。
ーー引っ越し前から街中でサロンをされていたんですか?
街中でマンションを借りてサロンを開いており、近くの賃貸マンションで生活していました。新築では、2倍かかっていた家賃や経費がひとつになり、出費のムダを省くことができています。
ーー二人目のご出産間近であれば、なおさら自宅で仕事できるほうがいいですよね。
サロン兼住居により、ライフワークバランスが取りやすくなり、ありがたい環境だなーと実感しています。予約と予約の合間に食事の支度をしたり、仕事が終わって保育園の迎えまでに家事をする時間がとれたり。ちょこちょこできるのがいいですね。
ーージューケンの広報担当芦沢さん、仕事の合間に家事ができるのは店舗兼住居の大きな利点ですね。
個人で仕事をされている方には、街中の3階建て住居はとても参考になると思います。仕事・家事・育児となると、住まいがライフワークバランスを整える大きな土台になりますよ。
かえって仕事に集中でき、「小ぢんまりした空間で落ち着く」とお客様に言われ、よかったーと思います。
ーーサロンと共用の玄関は、随分とすっきりしてますね。
シューズクロークにたっぷり収納でき、ベビーカーもしまえるんです。
ーーあ! ベビーカーが2台すっぽり入ってる。どんどん増えるお子さんの物が収納できると、来客時もすぐに片付けられますね。
26坪の空間が活きる
さり気ない壁や照明の効果
ーー3階は子ども部屋(8.4帖)、主寝室(4.4帖)、ファミリークローク(4.3帖)、トイレに洗面台。
2階はLDK(17帖)とパントリー、ワークスペース(2.6帖)、中庭(4.4帖)ですね。では、Mさんお気に入りだという2階についてお聞かせください。
まず、広さを確保できているのがいい。庭のスペースが取れない分、上の階に中庭が欲しくて。中庭はリビングにも書斎にも接しています。書斎には造作の机をつけたんですが、愛犬の部屋になっています(笑)。
ーーお風呂は1階に、トイレは1階と3階にあるので、2階はLDKと書斎と中庭のシンプルな間取りですね。実施設計担当の斉藤さん、26坪の狭小住宅とは思えない、ゆったりとした空間をどう設計したのですか?
街中の密集地は敷地面積が小さくなりがちですが、狭小や3階建てが得意な当社ですから、一つ一つの空間が広くなるよう設計します。
長すぎる廊下や部屋の凸凹を省き、ムダなスペースを作らないのがポイント。サッシや引き戸の垂れ壁をなくして天井ギリギリまで上げてシームレスにし、2階は中庭の上を吹き抜けにして明かりをとると、広がりも出ます。
天井が高いのも、ゆとりを感じます。夜は照明を点けると中庭の雰囲気がよくなるんです。
調光のコントローラーをひとつにし、リビングと中庭を連動させるという斉藤さんのおすすめで。リビングを明るくすると中庭も同時に明るくなります。
中庭はダウンライトで、リビングは間接照明にされる施主さんが多いのですが、調光を別々にすると中庭のライトを点けない方がいらっしゃるので、調光は一緒にとご提案しました。
ーー今までの経験を踏まえての「調光はひとつ」ですね。
照明を使わないと、夜の中庭は暗いだけの「ない空間」になってしまう。中庭とリビングをつながりのある空間として捉えているので、それが調光により「内外が一体化した灯り空間」になります。
ーー調光が中庭とリビングを含めた広がりのある空間づくりに一役買っているんですね。
空間と空間のつながりによって、ゆったり感じるといった相乗効果を発揮するのが当社らしさです。逆に、外観も中も白が基調なのはジューケンでは珍しいです(笑)。
ーージューケンの家は黒やグレーが多いので、白い家は新鮮です。
白をメインにして、中庭と書斎の奥の壁を木目調の茶色にしたことで、部屋が広く感じるんです。
奥行きのある家の場合、全部を同色にすると単調さが圧迫感を与える要因に。同一色に囲まれるより、一面をあえて違う色にすると感覚的に奥行きがぐっと広がります。
統一感を持たせるために壁全面を白に、と話していたんですが、悩みに悩んで斉藤さんのアドバイスを受け入れた結果、ベストな空間になりました(笑)。
「ジューケン塗り」で
子どもの手形足形を残す
リビングと中庭の一部の壁を白の塗り壁にされたのも、雰囲気がよくなったポイントですね。
ーーコテで模様を描いたのですか?
これは「ジューケン塗り」です! 壁にちょっとコテの跡が残りつつ、主張していないのが特徴です。
塗り方もいろいろある中、「ジューケン塗りがあるよ」と言われ(笑)。ラフな感じがいいですよね。
塗り壁にお子さんの手形があるんですよ、ここに。
ーーわー!小さな手形。足形も。かわいい。
手形をつけた後、現場監督さんの勧めで足形もつけました(笑)。
子どもがちょうど1歳になった記念に(笑)。
ーー設計と現場とMさんのチームワークの良さが壁に刻まれましたね。
僕の仕事は、ホテルや工場など大きな建物を造る現場監督をしているため、新居の内覧では仕事目線で見ました。
設計と施工のみなさんの連携が取れているというのが、クロスの貼り方や角の細かい仕上げの美しさにきっちり現れていましたよ。
とにかくMさんは、土地も工務店(当社)も即決でしたね。
その流れに乗りながらジューケンとしては、安心して任せていただけるよう打ち合わせやご相談、現場との連携など細かいフォローをしながらスムーズな進行を心がけました。
土地を見た当日に申し込むなんて想定外! 市内に強い地元の工務店だからこそ、穴場の魅力的な土地に出会えたし、狭小住宅の可能性を感じています。
大手メーカーにも訪問したんですが、郊外ばかりすすめられて。ジューケンさんに案内され、ここ最高だね! と言ったくらい、この土地が引き立ってました。
ーーちょうど開催中の見学会で狭小住宅のイメージを描いた後に出会ったから、想定外の土地でもすんなり方向転換されたのでしょうね。このスピード感にジューケンの丁寧なサポート体制も加わり、一気に完成まで。吉川さんがミラクル! と言われるのも納得です。
Data:M様邸
- 家族構成
- 夫婦+子ども2人
- 敷地面積
- 86.50㎡(26.16坪)
- 建物面積
- 105.46㎡(31.89坪)
- 竣工
- 2025年3月1日
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