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コンパクトリッチという概念。

2024年05月12日(日) スタッフブログ

先日、住宅建材を扱っている会社さんにてセミナーがあり参加させていただきました。

好きな建築家の一人、タブチさんの講演もありつつ広島ではあまり聞かないキッチンの実機が見れたり。

ヤジマキッチンさんってご存知でしょうか。

SYSTEM KITCHEN

すっきりシンプル。スタイリッシュキッチン。

ERANDEというシリーズを見る事が出来ました。

 

人がわちゃわちゃしているので、全体遠目ショットが撮れなかったのですが。

扉面材はメラミン化粧板。天板はアイカのポストフォーム。実機は白ですがカラバリ豊富。

家の雰囲気を邪魔しないけど、存在感もある。洗礼されたデザインですね。

 

YAJIMAさんのHPを見ていただけると分かるのですが、洗面化粧台やカップボードも作成されています。

個人的に良いなと思った点は、海外製食洗器を導入しやすい点。

よく言われるのはミーレやボッシュですが、大体w450。国内キッチンメーカーでw600を入れようと思うと保証や施工の面で意外と難航します。

それが国産メーカーでサイズも選べて思ったより低価格で導入できるイメージ。

実際見に行って見積を取ってみないと分かりませんが、かなり良いのでは?と思っておる次第です。

どなたか導入されませんか?笑 我々もまだ実績がないので詳しくは一緒に見に行きましょう。


さて、タブチさんの講演は2回目です。

前回は岡山のイベントでお話を聞かせていただき、名刺交換と写真を撮っていただきました。 ※参照過去ブログ

とても勢力的に全国を飛び回っていらっしゃるので、定期的にお話を聞けるのは大変有難く・・・。

脳内の棚卸。思考の整理。外の世界に触れる事。すんごい大事です。

そんな講演の中で、とても良いなと思ったワードが『コンパクトリッチ』です。

どんどん時代が変わっていく中で、贅沢の概念が変わっていますよ、というお話。

これはタブチさん始め多くの方がずっとおっしゃっている事ですが、多くの方は『モノよりコトに』分かりやすくは、体験にお金を払う方が増えた、と。

例えば『キャンプブーム(体験型) → グランピングブーム(体験+ちょっと贅沢)』といった所で、グランピングなんて最たる例かなと思います。

まさにコンパクトリッチ。広島にもありますよね。

プライベートガーデン

グランビスパ瀬戸内様HPより拝借)

だいぶ前にキッチンメーカーのクリナップさんやウッドワンさんでもコンパクトキッチンがリリースされて

アーリーアンテナの方々はそういう情報をいち早くキャッチして商品化されたりしているんですね。流石っす。

YAJIMAさんのキッチンも広島には初上陸らしいですが、関東圏ではキてるみたいです。

 

凄くすんなりとこのワードが入ってきた理由を少し考えてみました。

個人的に敬愛するファン・デル・ローエという建築家のless is moreに繋がる思想に近い事とか

無印良品にハマっている昨今の私は知らず知らずこの様なトレンドに影響を受けて琴線に触れたのかな、と。

解釈は様々だと思うので、こればかりを訴求するつもりは毛頭ないのですが、コンパクトリッチ。とても良いですよというお話です。

案外、大は小を兼ねる!的な考え方も変わってきているんだな~という感想です。

 

家づくりに話を戻した時、特に広島で土地から探す場合。

大きくてコスパの良い土地って市街地にはあまりなく、それを探すにはある程度郊外に行く必要があるのかなと思います。

そうなると通勤や通学が希望条件じゃないし・・・というジレンマを抱えているお客様は多いかと思います。

 

大きい家に憧れるお客様の気持ちも分かりますので、どうにか叶えたいなとも思う一方、中々大きい土地がないのであればそれをどう料理するか?という視点に立った時、

このコンパクトリッチというカテゴリに触れてみられると良いかと思います。

特に弊社で言えば、狭小変形地に対する設計デザインが得意ですので、それに対する最適解的なご提案が可能かと。

YAJIMAさんのキッチンもそんな思想に近い匂いがしませんか?

シンプルスタイリッシュコンパクトリッチ。最高の世界観だなぁという走り書きでした。

 


そういえば、最近ゲリラでレコードのたたき売りをしていました。

大学生以来の衝動的なジャケ買いをしてしまいまして。

まだ聞けてない(レコードが不調・・・)のですが、ワクワクしております。

初心者なのでレコード好きさんがいらっしゃったら手解きいただけると嬉しいです。

 

あ、後私森本をいじめておりませんので。

悪しからず。

 

おわり

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