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7月のジューケン

2019年07月07日(日) 社長ブログ

7月に入り、梅雨入りした広島地方でしたが、西日本豪雨から一年経ったのですねー

 

被害に遭われたご家族の皆様へ心よりお悔やみ申し上げます。

 

思えば数年前からゲリラ豪雨というものが日本にも発生するようになり、

 

どこで豪雨災害が起こっても不思議じゃ無い亜熱帯化した風土に変わっちゃいましたよね

 

そんな未曾有な豪雨を受け続けて、日本の山肌や川の堤防が、そもそも耐えれるのか?

そして一度、傷ついた山や川は、次の豪雨でどんな結果をもたらすのか??

まだまだ注視しておくべきテーマだと想うのです

 

 

さて、7月のジューケンではお陰様で沢山のプロジェクトを進めさせて頂いています

 

中には大型のプロジェクトが2邸あり

 

1邸は呉市にて2世帯住宅を検討中のNN様から本申込を頂きました✨

 

NN様、数ある建築会社の中からジューケンを選んで下さり誠に有難うございました

 

NN様の家は敷地が200坪位あるのですが、高低差があったり変形地であったり道路が狭かったりと

 

正に教科書には無い土地形状の中で、如何に納得の家を創造できるか??

 

を問いただした延べ床面積も100坪と大型の家づくりです。

 

実はNN様は一年前の集中豪雨でお家を倒壊された方でした

 

この1年間、色んな可能性を探求した設計打合せをさせて頂いて来ましたが

 

やはり、経験されたことが大き過ぎて、聴かせて頂くたびに胸が引き締まる想いでした

 

NN様にとって、最良の家づくりが出来るよう、スタッフ一同、精一杯頑張ってまいりますので

 

これからも、どうぞ宜しくお願い致します✨

 

 

そして、もう1邸は街中に建つ共同住宅のプロジェクトです

 

敷地50坪弱の変形地に木造3階建のアパートの可能性を検討させて頂いています

 

アパート建築というのは、大手ハウスメーカー系企業の市場になっていますので

 

プランが単一化した企画的な組合せがベースにあるので、限られた敷地条件や、まして変形地等では

 

敷地を生かした提案は難しいのが現状です

 

そんな中、デザイン性も全て同じような単一さでは差別化は難しく💦

 

新築後10年間は何とか新しいから入居して貰えてたけど10年目以降は

 

周囲に建つ新築アパートには負けるので、値引きしていくしか無くなるのですね

 

そこで、敷地にあったあり方を吟味した、普遍的デザインなアパートを計画しております

 

K様、これからもどうぞ宜しくお願い致します

 

 

その他にも明日、上棟予定の3階建店舗併用住宅や

 

同じく今週上棟予定の街中旗状地にて中庭のある2階建の家づくりを進行中のNH様の家づくり

 

通路部分の敷地幅は何と2M調度です

 

 

極限まで限られた土地条件下では、本当に教科書通りの設計では、土地の可能性を引き出すのは困難だと想います

 

 

現在、外構の打合せも進行中ですが、この外構が更にまた大切になってくるのです

 

 

でもいいことも有ります。。。 これらのコトを確りと吟味していけば敷地のデメリットが逆に持ち味に変わって来るのです

 

そんな素敵な家づくりを目指して。。。 NH様、今後ともよろしくお願いします✨

 

 

追伸:今日は午後から設計スタッフの皆んなと建築家の手塚貴晴さんの講演会に行って来ました

 

代表作は屋根の家や

 

富士幼稚園などを設計されたコトで

 

今や世界で活躍中。。。本当に素敵な建築家さんなのです

若いスタッフへの学びの場として企画させて頂いてたのですが、私自身も大きな学びの場となり興奮冷めやらぬ

 

ひと時でした

 

やはり、人が集まる建築を創造している方の話は本当に楽しそうな顔をされているのが印象的で

 

心から共感できるコトが私自身の方向性にも勇気を頂けるひと時でした

そして何より、同じような感想を話してくれるスタッフの皆に、心から癒されたひと時なのでした

 

 

 

 

 

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