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整形地の家 整形地の家 02

宅地として整備された
土地だけど、かつては…

整形地の家 × リゾート感のある家

BEFORE 施工前

整形地になる前は森だった

国土面積の約7割近くを森林が占める日本は、建築しやすい平坦な土地が少ないこともあり、宅地になっていても設計前に元の姿や地形の特性を捉えておくことが重要です。広島県安芸郡のM邸周辺もかつては森で、現在も一部高い木が残っています。ご夫婦と二人の元気な男の子、愛犬、そしてアート作品に出迎えるM邸をご紹介します。

景色を味方にしたリゾート感のある家を提案!

もともとは森があった盆地で、住宅やマンションが建ち並ぶ中にも緑が残っているので、まずは「地の利」を生かすことを考えました。例えば、光の取り入れ方、いかに広く中庭をとるか、窓の配置なども綿密に計算し、大パノラマが展開できる家を提案しました。家族のプライバシーを守りながらリゾートのような非日常空間を感じられる住まいです。
アートや建築が好きなご主人らしく、デザイン性が高いのもポイントです。
(ジューケン 一級建築士/吉川)

AFTER 施工後

LDKと中庭で30畳、フルオープンな空間

ここは最近まで森だったそうですね。どうやってこの土地を見つけたのですか。

不動産業をしている友人がたまたま見つけて、「地元にいい土地があるよ」と教えてくれました。見に行ったら気に入ったので即購入。家を建てることは全く考えてなかったので、慌てて工務店を探しました。

たまたまこの土地に出会い、建てることを決意されたんですね。

はい。家に関する知識が何もないまま、「広島」「注文住宅」で画像検索して、かっこいいなと思う画像を調べるとジューケンさんの家が多かったんです。シンプルな外観と今どきの直線的なフォルムが良かったし、決め手は吉川さんの人柄です。

とても静かで中庭自体が広いこともあって、家全体にゆとりを感じますね。

そうですね。車も通らないし周囲の音が入ってこないので、窓をあけっぱなしにできるのがいいですね。中庭とLDK合わせて30畳あり、一体感があります。リビングの窓は床面から天井の高さまであるハイサッシにしたので、空も高い木もよく見えます。

中庭に水盤がある家なんて珍しいですね。水がそばにあるのも気持ちいいです。

夏は子どものプールになるので喜んで遊んでます。はしゃいで大変ですけど(笑)

二階のベランダから下で遊ぶ子どもに水をかけたりしてます(笑)。

この間、主人の友だち家族合わせて15人くらい来たんですが、男性は中庭、子どもたちは二階とリビングを行ったり来たり、女性はキッチンでおしゃべりして。見事に分かれました(笑)。

撥水加工を施したソファを置いていることもあって、中庭というより「屋外部屋」ですね。

外から見られることはない「屋外部屋」だから、大人数でのパーティも昼寝も気兼ねなくできますね。

窓も子どもの工作もアートのひとつ

キッチンにラッセンの絵が掛けてありますね。お好きなんですか。

僕は古美術や現代美術品の買取販売をする古美術商を経営しているので、気に入った絵は飾りますね。骨董品や空間デザイン、建築、美術館が好きなんです。建築家の安藤忠雄さんが好きなんですが、自分の家を建てるとなると漠然としたイメージしか伝えられなくて。

そこをジューケンさんが形にされたんですね。

家に関してはノープランだったので、まずはたたき台として設計図を描いてもらいました。吉川さんやスタッフの方には希望を伝えやすかったし、土地の特性を理解されたうえで提案していただきました。

さきほど美術館が好きだと言われましたが、中庭の水盤って美術館によくありますね。

そうですね。それに吉川さんが言うには、玄関の地窓とキッチンの中窓、リビングの窓を小・中・大とサイズを変えたのは安藤忠雄方式だそうです(笑)

玄関には細い地窓、キッチンは胸の高さくらいある中地窓、リビングに入ると中庭と空が広がる大きな窓。奥に行くほど景色が広がりますね。

三つの窓の演出によってリビングに入ったときのインパクトが大きいんです。デザインされた窓が額縁で外の景色は四季で変化するんだと吉川さんは熱弁されてました。(笑)

窓の形や配置が計算されているから景色が「ひとつの絵」になりますね。真っ白な玄関に飾ってある白い絵もいいですね。

これは現代アートの鬼才と言われている韓国人の鄭東珠(チョン・ドンジュ)さんの抽象画です。額を飾るために余白のある面をつくってほしいと吉川さんにお願いしました。おかげで気に入った絵を飾れる家になりました。

絵を見ているからなのか、子どもが自分たちで工作物や大事なものをスタディコーナーに飾るようになりました。今はトカゲとクワガタの水槽も置いています。スタディコーナーなので小学校に入ったら宿題をするスペースにするつもりです。

パン作りにバーカウンター、家族で楽しむキッチンに。

かなり大きなフラットキッチンですね。

奥行きは1mあります。天板は直接鍋が置けてキズにも強いセラミックにしました。

子どもと料理をしたいと思って広いキッチンにしました。今はまだ3才と6才なので、もう少し大きくなったら一緒にパンを作りたいですね。料理ができる子に育って欲しいです。

僕は料理と海釣りが趣味で、釣った魚を家で捌いて料理したいし、キッチンの照明を変えて椅子を揃えてバーカウンターのようにしたいとも思っています。

夢が膨らむキッチンですね。

次は自分専用の出刃包丁や刺身包丁を揃えたり、和食器を集めたり、備前焼や萩焼を飾るスペースをキッチン周りに作りたいんです。絵と同じで気に入ったものを飾りたいですね。

キッチンから中庭もリビングも眺められるので、ここから子どもと犬の様子を見ていると幸せな気分になりますね。

Data:安芸郡 M様邸

家族構成
夫婦+子ども二人
敷地面積
133.38㎡(40.34坪)
建物面積
99.02㎡(29.95坪)
竣工
2017年5月29日

「整形地の家」の施工事例

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