JOURNAL

整形地の家 整形地の家 08

一邸目を売却し、
二邸目で「中庭リゾート」を満喫!

整形地の家 × 中庭のある家

BEFORE 施工前

実家から徒歩5分の敷地

2019年、新興住宅地に注文住宅を建てられたK様。第一子が生まれ生活スタイルが変わる中、間取りや使い勝手での不満が増えていったそうです。その6年後、今度はジューケンにて注文住宅を建てる決意をされ、最初の注文住宅を売却し、新たに土地(43坪)を購入されました。
二邸目はJRやバス、車の交通量も多くて子育て世代に人気の地域。しかも奥様の実家に近いという、念願が叶っての再スタートとなりました。

家の売却から新たな住宅ローンの手順もご提案

一度長期ローンを組むと返済するまで新たにローンを組むことはできません。そこでご提案したのが、一邸目の家を売却→賃貸住宅に仮住まい→土地探し・購入→二邸目着手という順序です。
一邸目の売却と新たな土地購入は不動産屋に、住宅ローン計画にはローンアドバイザーと、当社が提携している専門家(ファイナンシャルプランナー)とともに、K様も納得された上での家づくりが始まりました。
(ジューケン 一級建築士/吉川)

AFTER 施工後

「もう後悔したくない!」
要望をすべて叶えようと二邸目へ

ーー6年前に注文住宅を建てて、再度挑戦とは一体何があったんですか!?

建てた当時は育休中でしたが、仕事に復帰してから忙しくなり、親の力を借りたいと思うようになって実家近くに移りたいなと。

一邸目で「吹き抜け」を要望したんですが、制限付きなら可能と言われ、自由設計なのに縛りがあり「吹き抜け」は諦めました。

ーー二邸目となると資金も労力もよりかかるでしょうし、不満があっても思い切れない方が多いと思いますが。

吉川

建売や注文住宅問わず、一邸目の家づくりに不満を持つ方が本当に多いと実感します。少しでも家が新しいうちに高値で売却し、少しでも早めに新たにローンを組む手順をお伝えし、家の売却から土地購入・建築、住宅ローンまでのライフプランをKさんにご提案しました。

ジューケンさんに相談して一年後に前の家が売れてホッとしました。

吉川

不満を持ったまま長期の住宅ローンを払い続ける心労より、早く見切りをつけて行動を決めるという英断をKさんはされましたね。

不動産屋の方もファイナンシャルプランナーの方も親身になってくださり、ジューケンさんも含めて信頼できました。資金面で不安はありましたが、プランを立てながら家づくりへの土台が固まっていき、安心してお任せしました。

吉川

無理のない資金繰りや生涯設計を土台にしたワクワクするリスタートでしたね。

Instagramでジューケンさんを知ってYouTubeも見るようになり、「間違いない!」「他にはないデザイン」「私だけの家ができた」と施主さんの言葉も後押しになりました。

私は諦めかけていたんですが、とにかく夫の「二邸目も注文住宅で!」と突き進む実行力に引っ張られました(笑)。

吉川

一邸目の経験値が良い意味で事前準備になるのでスムーズに設計できるし、「攻めたのに失敗しない家」になるんですよ。

「もう後悔したくない!」という思いが強く、ジューケンさんのInstagramを参考にしながら吹き抜けや中庭、動線、照明、キッチンなど要望を全部お伝えし、ほぼ最初の図面のまま完成しました。

デザイン性のあるコの字型で
一邸目の不満を解消!

ーーすべての要望が詰まった家は、1階がLDK(17帖)と小上がりのタタミコーナー(4帖)、中庭(6.1帖)もありますね。

吉川

整形地ですがコの字型の設計で凹み部分を中庭にし、室内に面したところをガラス張りにしたので明るくて開放的です。

ーーキッチンの真正面が中庭なんですね。

中庭にアオダモの木を植えて、空も見えて気持ちがいいです。子どもも空の変化に気づいて夜になると、空が暗くなってきたねー月が見えるねーと言ってきます。

中庭とキッチン、リビングから和室へ。このつながりが気に入ってます。

川原

K様邸では計画設計は吉川、実施設計は川原が担当しました。天井も空間ごとに高さやクロスの木目の向きを変えることで区切りをつけたので、のっぺりとしない上に広く見えるし、全体のつながりも感じられます。

中庭では子どもたちが大好きなプールやシャボン玉で遊びます。空は抜けて四方は囲まれているので人目を気にすることなく、外を感じられます。

ーーパントリーに冷蔵庫があるからキッチンがすっきりしていますね。

家電はすべてパントリー(2.5帖)に収納しています。戸を閉めれば見られたくない部分を隠せるのが嬉しいです。

吉川

来客動線と生活動線を分けて設計しました。ランドリールームや脱衣所などは生活感があふれてしまうので、ファミリークローゼット・トイレ・洗面・脱衣兼ランドリー・お風呂を生活動線として直線上に配置し、パントリーにもつなげました。

ーー来客動線では、お客さんは玄関から直接LDKへ。YAJIMAのキッチンが出迎えてくれますね。

シンクとコンロが2列になったキッチンは掃除がラクで、動線のおかげで家事もしやすくなりました。

二人の娘の将来を考えて、洗面ホールと脱衣所の戸に鍵をつけました。僕がうっかり脱衣所を開けないように(笑)。

洗面ホール(3.7帖)に洗面台を2つ設置したのも、朝の支度がスムーズにできるように。

ーー洗面ホールのタイルがアクセントになってますね。デザイン性がこんな所にも!

川原

当社の見学会に来られた方々もこのタイルが印象的だったようで、「いいなー」と言われた方が実際に取り入れられました。

吉川

全体は攻めたデザインのように感じますが、機能美や安心感も得られるよう設計しました。

川原

機能的でシンプルなデザインに見える分、タイルのアクセントがドン!と映えますね。

「中庭」の真骨頂!
家族で過ごすリゾートのよう

ーー2階はファミリークローゼット(3.7帖)があり、寝室(5.2帖)とつながっていますね。そして?

渡り廊下を通って子ども部屋へ行きます。

ーーえっ? 渡り廊下?

そうなんです。廊下を挟んで南側が中庭で、北側は吹き抜けでキッチンを見下ろしながら子ども部屋に行けます。

ーー中庭の大きな窓が2階にもつながっているから、開放感があるんですね。

子どもが夜、渡り廊下から下に向かって「おやすみー」と言う。2階と1階で離れていても「おはよう、おやすみ」を言ってほしいとの思いを汲んでくださいました。朝早く出勤するし、寝る前も顔を見たいし。

ーー渡り廊下の窓からカーポートが見えますが、道路からの目隠しにもなっていますね。

吉川

空間の使い方がポイントで、ただの通路ではなく、外の恩恵が味わえるように。空も山も見えて通るのが楽しくなる、五感を刺激する渡り廊下です。

中庭と吹き抜けと渡り廊下があるから空間の広がりを感じます。「星野リゾートみたいだね」と友人が言ってました。行ったことないけど(笑)。

吉川

「星野リゾート」とは我が意を得たりです! 「星野リゾートみたい」と他の施主さんからも言われます。価値観・エッセンス・考え方が近いからかな。外を感じながら目線が気にならず、室内にどうリゾートを取り込むか? そこが人を魅了する根源だと思います。

ーーリゾート感覚でリラックスできるのが、「中庭」の効果ですね。

吉川

それが当社推しの「中庭リゾート」です!

だから、人を呼びたくなる家でもあるんです!

ーー夜は間接照明がリゾート感を演出しますね。

川原

照明の位置は苦労しました。吹き抜けとのバランスをとるのが特に難しかったけど、Kさんと打ち合わせをしながら粘った甲斐がありました。

ずっと我慢して生活すると仕事面も家庭面でも影響すると思います。不満を抱えて生きるより解決への選択肢があるのであれば、挑戦する価値はあります。おかげでストレスのない、「帰りたくなる家」になりました!

Data:広島市安佐南区K様邸

家族構成
夫婦+子ども2人
敷地面積
145.59㎡(44.04坪)
建物面積
112.40㎡(34坪)
竣工
2025年5月10日

「整形地の家」の施工事例

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