はい、正面からは玄関が見えないんです。道路側に玄関があると出入りする際に中が丸見えになるので。

夫と大まかな間取りを考え、「どこを重視したいか？と言えばLDKだよね」となりました。LDKのどこにいても海が見えるようにしたかったんです。
LDKを重視するために玄関は横に逃しました。

要望をiPadに絵を描いて吉川さんに相談しました。それを設計図に落とし込んでくれ、玄関を正面にしなかったことでLDKを広く取ることができました。

私は海の近くで育ちました。海に関連する仕事をしている夫とここで子育てできるのがうれしいです。

リビングの大きな窓を二つに分けて真ん中を壁にしたのには理由があり、耐震強化でもあるんです。宮島も海もつながっているから景色の一体感は損ないません。
真ん中の壁は、外から丸見えにならないための目隠しにもなっています。

おかげで壁に神棚を置くことができ、かっこよくなりました（笑）

Eさんは動線も徹底的に考えられたんですよ。生活のための回遊動線と来客動線をしっかり分けました。

シューズクロークやファミリークローク、トイレにお風呂に脱衣所、ランドリールームを玄関周りに固めて行き来がラクにできるようにしました。
汚れたままリビングに入らずに、玄関周りで着替えられるのがいいですね！

回遊動線にすることで廊下をなくし、22.7帖のLDKを確保しました。

庭の両壁は物置兼衝立のような役割です。荷物を収納できる上、この壁があることで大きな窓があってもプライバシーを守ることができています。開放的なLDKだけど、意外と外から中は見えづらいですね。

この景色を少しでも近くで見たいので、庭でも中でも海を感じられるような間取りにしました。庭でバーベキューもしたんですよ。

正面を木や花で飾る庭もできるんですが、小さいお子さんがいて共働きとなると手入れをする時間が取れないですよね。だからバーベキューができるデッキにしました。

約70坪の敷地すべてを居住空間にすると予算オーバーになるし、今は庭の手入れまで回りません。そんな私たちにぴったりなのが裏庭です。

約20坪のフリースペースになる裏庭です。家族の趣味や生活スタイルによって、どんどん変わっていくと思います。

裏庭に芝生を張りました。数年単位で手を加えるという楽しみがありますね。
子どもが大きくなったらバスケットゴールを設置したり、グランピング、ドッグラン、離れを建ててもいいな（笑）

奥行きのある長方形の敷地の場合、居住空間を真ん中にすると、表と裏に空間ができます。使い方は相談しながら。周囲の環境や家族構成、予算などを考慮してご提案もします。

家に帰るのが楽しみで、生活レベルが上がりました。暖房を切っても保温性があるのでしばらく暖かいのが嬉しい！

吹き抜けのおかげでとにかく明るい！ 日中は電気をつけていません。
オール電化にして固定費も下り、コスパがいいですね。以前住んでいた家は、築40年になる土壁でできた祖父母の家でした。

耐震強度も弱く、冷たくて寒いので子どもを育てるには不安がありました。

妊娠中に土地を探し、海に近くて子育て環境が整っているといった望む条件がすべて揃ったここに決めました。近所にあるかっこいい家をジューケンさんが建てていたり、理想に近い家をたくさん手がけられていたのでお願いしました。

プロジェクターはジューケンさんのYouTubeを参考にしました。更新されるたびに見てます（笑）

シアタールームのある家を見て、うちもできそう！となり、二人でつけました。

玄関そばのフロアに洗面台を設置したのもYouTubeで紹介されていたのを採用しました。
外から帰ってすぐ手を洗えるし、トイレもそばにあるので洗面台で手を洗います。この洗面台はとくに満足度が高いです！

建てた後にサンルームの棚をつけたのもYouTubeのマネです（笑）

住んでから自分たちで手を加えるのも楽しいですね。

家は建ててからがスタートだと思っています。これからも暮らしやすいように工夫していきますよ。ジューケンさんのYouTubeを参考にして（笑）