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冬の風物詩
2025年03月06日(木) スタッフブログ
毎年この時期になると、前年にお引渡したお客様が住宅ローン控除の申告で悪戦苦闘をされているんだろうなと思う時があります。
何故かというと、住宅ローン控除を受けるためには確定申告をしないといけないから。
一般的な会社員や公務員には馴染みの無い事ですので、よく分からず四苦八苦される方が多いイメージです。
確定申告の期間は1月~3月中旬まで。(会社員か自営業者かで異なります)
そしてこれが、ある種私にとっての冬の風物詩となっております。
住宅ローン控除
そもそも住宅ローン控除とは、
住宅ローンを利用して住宅の新築・取得又は増改築等をした場合、最大13年間、各年末の住宅ローン残高の0.7%を所得税額等から控除する制度です。
(国土交通省 『住宅ローン減税制度について』資料より引用)
よってそろそろ締め切りとなります。
お引渡させていただいた皆様、無事完了されたでしょうか。
住宅ローン控除適用は会社員にとって大きなメリットとなると思いますので是非頑張って申請してください。
一方でこれから家を建てらる方も無関係ではなく、
昨今の住宅情勢を少しだけでも知っておくとお得に建てられるのではないかと思います。
本日は国土交通省のデータをもとに家づくりについてお話します。
ジューケン太田です。
まずは少し触れた住宅ローン控除について、過去の改正経緯から見ていきます。
住宅ローン減税の主な改正経緯
そもそも住宅ローン減税は1986年(昭和61年)に施行されました。

(国土交通省 「住宅ローン減税及び新築住宅に係る固定資産税の減額措置等の制度概要・経緯等について」資料より)
思ったより長い歴史ある制度となっています。
上記の資料から、借入限度額の改正、長期等・低炭素・ZEH水準など家の仕様によって控除額が変わるような改正などが次々生まれていった事が分かります。
2025年は若者夫婦世帯(「19歳未満の子を有する世帯」又は「夫婦いずれかが40歳未満の世帯」)に対して、住宅ローン控除の借入限度を増額しています。
これに関しては以前のブログをご参照ください。
一方、次の資料では住宅ローン控除がどれくらい適用されてきたかが読み取れます。

設立当初から上り基調であった最大控除額が、2008年(平成20)にガクッと落ち込みます。ここはリーマンショックがあった年で、日本においても大きな影響があった年となっております。
また、黄色のみだった所から緑や青やオレンジが登場します。
これは先ほどの表で触れた、長期優良住宅や低炭素住宅、ZEH水準住宅、省エネ住宅などが登場し浸透してきたことを意味します。
そして昨年の2024年度、ついに「その他の住宅」いわゆる省エネ基準に適合していない住宅は控除が受けられなくなりました。
住宅ローン減税の目的
一旦立ち返って、そもそもこの制度の目的を見ていきます。
同資料内から抜粋すると以下の通りです。
① 住宅取得者の初期負担を軽減し住宅取得を促進すること
② 住宅建設の促進を通じた内需の拡大等に資すること
③ 省エネ性能等の高い住宅の普及拡大を通じて、カーボンニュートラルの実現等に寄与すること
④ 子育て世帯等の住宅取得の支援を通じた少子化対策や子育て支援
①~②、④に関しては「経済対策」、③は「環境配慮」の項目となっております。
つまり大きく分けるとこの2つの柱を軸に住宅ローン減税が動いている訳ですが、昨年、③の部分をより強化したいという国の動きがありました。昨年環境省が新たに「GX志向型住宅」です。
住宅ローン減税のみに着目すると、長期や低炭素などの国の基準に適った住宅を建てた・買った場合は借入限度額の拡充をしますよ、という施策です。
今年度環境省より施行されるGXも、今まで普通に建てられてきた家より断然よい仕様・性能値で建築していくことを掲げ、それに適った家に160万円の補助金を支給する方針となっています。
以下抜粋ですが、
○2050年及び2030年に目指すべき住宅・建築物の姿(あり方)
- 2050年:ストック平均でZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、導入が合理的な住宅・建築物において太陽光発電設備等の再生可能エネルギーの導入が一般的となること
- 2030年:新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能が確保され、新築戸建住宅の6割に太陽光発電設備が導入されていること
これを目指すためには早急に住宅の質を高める必要がありました。
その通過点として今回のGXが創設され、今後も様々な改正が行われる事が予想されます。
家づくりのタイミングを見計らう
日常生活に目を向けると、世界情勢の悪化に伴って、コメの価格が大幅に上がり、ガソリンの燃料油価格激変緩和補助金は廃止など、景気回復に向けて頑張ってくれているはずの政府と国民との間には隔たりが生まれている様な昨今です。
これまでお話した住宅ローン減税と住宅の質を上げるための動きは、良いことである一方で、建設費の増加にも直結します。
以下はみずほリサーチ&テクノロジーズから引用しておりますが、
材料費の高騰も伴い、年々上がっていることが分かります。
また、下がっていないことを表すグラフでもあります・・・。
中々残酷なデータです。中には家は建てたいけど、年収は変わらないし、むしろ物価ばかり上がって前より生活が・・・という方も少なくはないのでしょうか。
よく家づくりは『若いうちに』建てた(買った)方がいい、と言われておりますが、確かにその通りで『常に今が一番安い時』だなと思います。
これは物価もそうですが、先に述べた税制優遇も選べばよいものがあるのです。
この業界で働きだして約11年目になりましたが、ご契約時の金額は働き始めた時とは大幅に違います。
捻くれた見方をすると、「今後もどんどん物価上がるから補助金だすよー、その代わり住宅の質は上げてねー」と言われているような気さえします。
もう少し突っ込んだ話をすると、広島の地価も基本的には上がっており、新しい土地が以前よりは出にくくなっております。
地価参照 ⇒ 広島市HP
良い土地は椅子取りゲーム状態ですので、パイは限られています。
まとめ
決して煽りたい訳ではないのですが、何から何まで高騰していく昨今。
家を建てたいと思っていらっしゃる方は、機会損失にならないように、常に今が一番安い事を胸に家づくりに挑んでもらえたらと思います。
無料相談、他
現在は完成見学会も開催させていただいております。
以下リンクより、ご自身に一番合うものからご相談いただけると幸いです。
では。
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